2018年2月、2017年2月と2年連続でアエロフロートロシア航空でモスクワ経由トルコ・イスタンブールヘ行ってきました。
トルコ旅行の妄想が大好きなわたくし、暇があればチケットの値段を検索して喜んでいるのです。
そこでよく最安値で出てくるのがアエロフロートロシア航空。
「ロシアって・・・ないわ」な感じでスルーしていましたが、いつも使っている直行便ターキッシュエアライインの約半額のチケット代金です。
ロシアの航空会社?なんか不安。チケット安いんんだけど、大丈夫?ロシア・モスクワの空港で乗り継ぎ?荷物大丈夫かな??
と、不安だらけでしたがチケットの安さには勝てず利用してきました。
結果としては、飛行機もモスクワの空港も快適でしたので、アエロフロートロシア航空搭乗体験ご報告です。
アエロフロートロシア航空
アエロフロトロシア航空とはロシアの航空会社でモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港を拠点とし、世界95都市に就航している航空会社です。
検索をかけると、機体が古くて事故が多いとか対応が悪いだとか荷物を盗まれる(これは空港の問題)などなどの体験エピソードが出てきますが、どうもそれは過去の話。
最近の情報ではボーイング、エアバスなどの最新機体が導入され、サービス面も改善されているという事でした。
また、パイロットも元軍人が多いため、操縦技術にも定評があるとか。
日本からはロシアへ1日1便飛んでます。ロシア経由でヨーロッパ各地に格安に行ける航空会社です。
成田13時10分発 モスクワ17時35分着 所要時間10時間25分
モスクワの空港での乗り継ぎ(インターナショナルトランスファー)
成田からアエロフロートロシア航空を使用すると必ずモスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港経由となります。そして今回の搭乗での最大の不安はモスクワでの乗り継ぎ時間の短さでした。行きは(モスクワ→イスタンブール)は5時間の乗継時間があり余裕でしたが、帰り(モスクワ→成田)への乗り継ぎ時間が1時間20分しかありませんでした。
成田のカウンターで聞いたところ、到着が遅延しても乗り継時間は40分までなら大丈夫との事。しかし到着の遅延により乗り継時間が50分を切ってくると人は乗れても、受託荷物が飛行機に乗り継げない可能性があるとの事。乗り継ぎ時間が短い場合は、必要なものはできるだけ手荷物に入れておいたほうがよさそうです。
ちなみにロシアの空港はシンプルな作りになっているので、乗り継ぎで迷う事はないと思います。
手荷物・受託手荷物
荷物の制限はエコノミーで受託荷物23kg以下、持込み手荷物10kg以下。ネットの情報では1kgでもオーバーすれば追加料金をとられて厳しいという情報もあれば、5kgオーバーしていてもスルーしてくれるとか情報はまちまち。
2018年2月手荷物のチェックが厳しくなっていました。特に手荷物の大きさや制限kgは細かくチェックされていました。制限kg数は守っておいたほうが無難な感じです。
詳細はアエロフロートロシア航空公式HPで確認を
心配なのは、乗り継ぎでのロストバッゲージと空港職員によるスーツケース荒らし。(これはロシアの空港の問題)
しかし、それは過去の話。最近は改善に取り組まれていて空港職員による盗難はなくなっているようです。一安心です。
トランスファーにビザは必要?
モスクワで国際線乗り継ぎのみの場合はビザは必要ありません。しかし一部例外もあるようです。ベラルーシへの旅行、クリミア半島内の空港へ行く場合はトランジットビザが必要です。到着空港が出発空港と違う場合、また、シェレメチエヴォ空港ターミナルB、CとターミナルD、E、F間を移動する場合、ロシア連邦のトランジットビザが必要です。(ターミナルD,E,Fの間は通路でつながっている為、ここでいうターミナル間移動にはあたりません)
詳しくはアエロフロートロシア航空のHP「査証・パスポート検査」lで確認を。
エアフロートロシアのみで乗り継ぐ場合はターミナルD・E・F内で乗り継ぎが完結するのでターミナル間の移動の心配は必要ありません。
また、乗り継時間に余裕があるので少し観光をしたい場合は事前にビザを取得していれば入国できます。
出発時刻
出発時刻が早まったり、遅れたりする事は日常茶飯事のようです。私の場合は、成田発は出発時刻が20分程早まったのですが、結局定刻通りに出発しました。
ロシア→イスタンブール、イスタンブール→ロシア、ロシア→成田は定刻通りで遅延はありませんでした。運が良かったのでしょうか。
遅延が日常茶飯事と聞いていたので、乗り継時間が短いと不安です。
成田⇔モスクワ
機体
成田⇔モスクワの使用機材は、多くの航空会社で使用されているエアバス社のA330−300型機です。他の航空会社と比較しても大きな違いはありません。
シート
エコノミー座席は2-4-2の配列です。シートはレザー調。レザーのシートは超時間フライトにはきついという意見もあるようですが、あまり気にはならなかったです。全座席クッションが用意されてました。これはよかった!(^^)!
アメニティ
配られるアメニティはスリッパ・アイマスク・イヤホンです。写真はスリッパです。中にアイマスクが挟まれてました。
機内食
機内食は2回。成田発の便はお寿司が出てきたリ、サラダのドレッシングが日本製だったりして日本人のお口に合う感じです。
成田発の便は日本語メニューありました。モスクワから成田便のメニューには日本語表記はありませんでした。
1回目の食事。鶏肉の和風味噌ソースを選びました。お箸がついているのが嬉しいです。美味しい機内食とまではいきませんが、十分です。
ドレッシングが日本製なのが嬉しかったですね。外国のドレッシングは口に合わないことが多い。
おしぼり、塩、コショウ、つまようじなどもついてます。
2回目食事は焼きそば。お味はそこそこ。パンはカスカスで美味しくなかった( 一一)
ドリンクのカップもアエロフロート専用。
コカコーラとコラボしている所が時代ですね。
エンタメ
機内のエンタメといえば映画ですね。日本語吹き替えの映画も用意されていますが少ないです。あてにしない方がよいです。
USB
USBジャックがあるののでスマホなどの充電ができます。私の席は壊れていて使えなかった泣。運がいい事に隣の席が空席だったので、そちらのUSBジャックを使わせていただきました!(^^)!
乗務員さん
安い航空会社なので、接客とかも雑なのかと思っていましたが、そんな事は全然なくて印象良かったです。めんどくさそうなお客さんにも丁寧に対応してました。
変な日本語アナウンス
アエロフロートロシア航空搭乗時の隠れエンタメ。変な日本語のアナウンスです。まあ、日本語の機内アナウンスが激しくなまっているだけなんですが。なまりぐあいが、かわいい。日本語だけど、半分何言ってるか分からないです(^^)
モスクワ⇔イスタンブール 4時間45分
モスクワからイスタンブールは座席配列3-3のエアバス社A320でした。
モスクワからヨーロッパ各地へ飛ぶ便はこの機体が多いのではないでしょうか。
シートはレザー調で、エンタメは機内誌ぐらい。もちろんロシア語でチンプンカンプン。
アメニティは特になし。
機内食
まずかった。サラダのドレッシングがオリーブオイルだった事が一番きつかった。行きも帰りもほとんど食べなかった。
モスクワからヨーロッパ各地への便の機内食は期待しない方がよろしいです。
乗務員さんの対応は良かったです。
ロシア上陸
モスクワ上空 雲の上からの朝日。めっちゃきれいでした。
モスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港に到着。
1月下旬。モスクワの気温はマイナス8℃でした。寒い~。ロシアに着いたというだけでドキドキでした。
帰りの便モスクワ発成田行きから見えた凍りつくロシアの広大な大地。
モスクワ・シェレメーチエヴォ国際空港での乗り継ぎ
モスクワに到着すると乗継です。成田→モスクワ便はターミナルDに到着。パスポートコントロール・セキュリティーチェックを受けて出発ロビーに向かいます。
コメント・質問
楽しく読ませて頂きました。トルコがお好きなんですね。
私(日本人)は家族の関係で日本とイスタンブール間の移動を年間に何度かする搭乗者です。
日本航空ーモスクワSVO空港とモスクワSVO空港からイスタンブール乗り継ぎの往復を2020年
利用しようと模索中です。JALとの接続は比較的少数マイレージで無料航空券と交換できるみたいです。旅行初心者はモスクワ便に数々の不安があるみたいで搭乗枠に優位に表してくださる感じをを感じております。
前置きが長くなりましたが、
・モスクワからイスタンブール行搭乗ターミナルはBCDEFどちらでしたか?
急ぎませんのでご教授頂けると助かります。
こんちは
年間何回もイスタンブールに行けるなんて、トルコ旅行好きの私からしたらうらやましい限りです。
モスクワ経由は、料金は安いし意外と所要時間も短くて、気に入っています。
アエロフロートロシアで2回モスクワからイスタンブールに行きました。2017年と2018年。
その時は両方ともsu2134便でターミナルF51番ゲートからの出発でしたよ。
参考になれば幸いです!