【2020年1月6日更新】
トルコの現地通貨は「トルコリラ」です。
トルコではユーロ、ドルを使える店もありますが、基本的にはトルコリラとなりますので、
トルコに着いたらまずは両替をする必要があります。
この記事ではトルコリラへの両替方法と一番お得な両替方法を紹介したいと思います。
トルコリラへの両替方法
トルコリラへの両替方法は3つあります。
- 現地の両替所で両替する(銀行、私設両替所、郵便局PTT)
- 現地でクレジットカードでATM海外キャッシングする。←オススメ
- 日本で両替する(空港とか)←絶対ダメ
「1.現地の両替所で両替する」
「2.現地でクレジットカードでATM海外キャッシングする。」
が主な両替方法となります。
「3.日本で両替する」は絶対オススメしない両替方法となります。めちゃくちゃレート悪いです。
現地の両替所で両替する(銀行、私設両替所、郵便局PTT)
トルコでは主に、銀行、私設両替所、郵便局PTTで両替する事ができます。
イスタンブールの観光の中心地、旧市街、新市街の町中には私設両替商が数多く存在し、そこで両替するのがレートが良いといわれています。
特にレートが良いと言われているのが旧市街グランドバザール内の両替所です。
空港の両替所はパスポートコントロールを出た所、到着ロビーにたくさんあります。主に銀行の両替所となっていて、街中の私設両替所に比べるとレートが悪い言われています。
郵便局pttや街中の銀行でも両替はできますが、手数料は高めです。両替できる事を知っておくレベルでいいと思ます。
レートの表記
両替所は「表示されている為替レート+両替手数料を取る所」と、「表示されている為替レートに両替手数料が含まれている所」と2種類あります。
両替手数料が別途なのか、含まれているのか確認しましょう。
「NO COMISSIN」手数料無しと表記があれば、表示されている為替レートに手数料が含まれているという事になります。
手数料の相場
空港の両替所は両替手数料4%と明記している場合が多いです。
この事から、空港の手数料の相場は4%といえるでしょう。
空港よりもレートの良い、街中の私設両替商は2%~3%という感じでしょうか。
街中の私設両替商もレートの悪い所(手数料が高い)はありますので注意しましょう。
イスタンブール新空港になってから、両替所によって手数料が6%とか10%とかになっているようです。
私自身では確認していませんので記事内容は変更していません。
空港は手数料がかなり高めと思って読み進めてみてください。
お得な両替方法
空港から街中に行くまでの交通費が必要になりますので、空港で少し両替しておいて(2千円分ぐらい)残りは街中のレートの良い所で両替するのが少しでもお得に両替する方法です。
空港よりも街中の両替所の方がレートが良い場合は多いですが、街中の両替所もレートが良い所もあれば悪い所もあります。
空港の方が手数料が高いといっても、べらぼうに高くなるわけでもないので、レートの良い両替所を探す時間がもったいない方は空港で両替してしまってもよいかもしれません。
また、地方に行くとレートの良い両替所を探すのは難しくなると思うので、イスタンブールの空港で両替しておいた方が効率的と思われます。
空港 4%
私設両替商 2%~4%
レートの良い両替所があるグランドバザールは日曜日は定休日なので注意
現地でクレジットカードでATM海外キャッシングする
現地のATMでクレジットカードの海外キャッシングでトルコリラを引き出す方法です。
この場合、キャッシングした日から返済する日までの利息と引き出し手数料がかかります。
利息は1日約0.05%かかり、利用日から返済日までは約30日から60日となりますので、利息は約1.5%~3%となります。
1年365日で18%の利息ですので、1日の利息は18%÷365日≒0.05%です。
利息とは別に、ATM引き出し手数料が利用毎に1万円以下は100円(税抜き)1万円越えは200円(税抜き)かかります。
両替所とキャッシングの手数料を比較すると次のようになります。
- 両替所:手数料2%~4%
- キャッシング:利息1.5%~3%+引き出し手数料(100円or200円)
両者に大差はありませんが、若干キャッシングの方がお得といえると思います。
注意)少額キャッシング(5,000円以下)の場合は、引出し手数料を考えるとお得とはいえません。
両替所の数よりもATMの数が圧倒的に多いので、キャッシングの場合はどこでも気軽に利用できます。総合的に考えると、キャッシングの方が便利でお得といえるでしょう。
ATMキャッシングの注意点
ATMキャシングは引き出す毎に定額の手数料がかかるので2,000円とか3,000円少額を刻むと、逆に損になります。1万円以下は100円(税抜き)1万円越えは200円(税抜き)
目安としては日本円で5,000円以上の単位でキャッシングする事をおすすめします。1リラ20円としたら250リラ以上から。
繰越返済を利用すると、さらにお得
繰越返済すると、キャッシングがお得になります。
キャッシングをした日から返済する日までの利息が日割りでかかるわけですが、返済日はカード利用額の引き落とし日と同じ日になります。
これを引き落とし日を待たずに、繰越返済をする事ができます。
そうすれば、利息が発生する日数を減らす事ができ、利息の金額も少なく済みます。
※繰越返済をする時にも手数料が発生します。
少額キャッシング(5,000円以下)の場合はかえって損する場合があります。
旅行から帰国したら即繰越返済するというわけですね。
地元の銀行ATMで繰越返済できる場合が多いけど、繰越返済の方法はカード会社によって違うから要確認。
セディナカードを使うと最強にお得になる。ATM利用手数料無料、繰越返済がネット上で可能、繰越返済手数料無料
通常のクレジットカードでは発生する、ATM手数料と繰越返済の振込手数料を共に無料とする事ができるクレジットカードがあります。
セディナカードというクレジットカードです。
このカードは早期にスマホで繰越返済する事が可能で、キャッシングした日から3.4日後には返済する事ができます。
また、繰越返済にはpay-easy(ペイジー)というオンライン支払いシステム利用する事ができ、振込手数料も無料となります。
つまり、セディナカードを使って早期繰越返済すると
繰越返済手数料 無料
利息 0.2%(4日分として:0.05%/日)
4日分の利息、0.2%のみが発生する手数料となります。
10万円キャシングしても、200円の利息のみという事になります。
10万円両替の手数料を簡単に比較してみます。
レート良い私設両替所2% ⇒2,000円
キャッシング ⇒1,700~3,200円
キャッシング繰越返済10日 ⇒1,000円
セディナカードキャッシング⇒ 200円
セディナカードでのキャッシングが、他の両替方法とは比べ物にならないくらい、圧倒的にお得な事が分かります。
セディナカードは現在、最強の海外キャッシングカードであり、
セディナカードでキャッシングするのが1番お得な両替方法といえます。
ATM手数料が無料だから、少額キャッシングしても損しないね。
セディナカードの発行はハピタス、モッピーなどのポイントサイトを経由して発行するのが、そのポイントサイトのポイントもつくのでおすすめです。
クレジットカードは最低2枚は持っていこう
クレジットカードは、何かの関係で使えない可能性もあります。予備として複数枚持っていく事をおすすめします。
国際ブランド名はVISAかMASTERにしておくのが無難です。
アメックス、JCBは取り扱いが少ないので避けておいてほうがよいです。
トルコ旅行おすすめクレジットカード
セディナカード
両替用に最強のキャッシングカードです。圧倒的に両替がお得になります。ある意味トルコ旅行必須カードです。年会費無料。
エポスカード
年会費無料で旅行保険自動付帯している旅行者に嬉しいクレカです。無料で旅行保険に入れるのが大きすぎる魅力です。
楽天プレミアムカード
年会費は10,000円かかりますが、世界中の空港ラウンジに入る事ができる「プライオリティパス(年会費47,000円)」が無料で発行できるのが大きな魅力です。イスタンブールの空港や乗継空港ですごす時間が、ぐっと優雅になります。旅行保険も「エポスカード」より条件の良いものが自動付帯してます。
イスタンブール新空港ではIGAラウンジにプライオリティパスで入れます。
日本で両替する
トルコ現地で両替するのは不安なので、日本で両替を検討する方のいらっしゃるかもしれません。
トルコリラを取り扱っている銀行はほとんどないと思うので、するとすれば成田か関空の空港だと思います。
めちゃくちゃレートが悪いです。ぼったくりレベルです。後悔しかしません。
相当な事情がない限り止めときましょう。
トルコの空港で問題なく両替できます。
両替所とATM場所
イスタンブール新空港
イスタンブール新空港の両替所とATMは入国手続きを済ませて、バゲージエリア(荷物とる所)を抜けた到着ロビーにあります。
街の私設両替商
イスタンブールの街(旧市街や新市街)にはいたる所に両替所があります。
その中でも特にレートがよい両替所がグランドバザール内にある事は紹介しました。
ただ、グランドバザールのレートが良いといっても、店によっては空港よりもレートが悪い所があります。ご注意を。
また、手数料が無料かどうかも確認するようにしましょう。
無料の所は「no comission」と記載してくれています。記載がなかったら確認しましょう。
私の知らべた限りグランドバザールで一番レートが良い両替所は「nadir」。
実際レートが良かったです。ただ場所が分かりにくい。
詳しくは参考記事で↓
ATM
街のいたる所にATMはあります。
しかし、機械の故障でカードが吸われてしまう事があるらしいです。
銀行の外に設置してある機械で、銀行の営業時間内に使用する事をおすすめします。
ATMキャッシングをすると、使用手数料が別途発生します。
※少額のキャッシングを刻むとその都度手数料がかかるので気をつけましょう。
セディナカードはATM手数料が無料なのでおすすめです。
多額の現金持っていかなくていいので、これが一番便利かもしれませんね。
参考(VISAオフィシャルサイト「海外ATMの使い方徹底ガイド」)
トルコには無理にドルやユーロを持って行く必要はない
ユーロやドルが使える所も多いですが、基本通貨はトルコリラです。
地方に行かない限り日本円は両替できますし、地方にいけばユーロやドルもあまり使われません。
外貨もっていかないと不安になる気がしますが、日本円だけで大丈夫です。
ちなみに、現地ではドルやユーロをトルコリラに両替するのはレートが良いらしいので、手持ちのドル、ユーロがあれば持っていくといいかもしれません。
しかし、その為に日本でドルユーロに両替すると、トルコリラに両替する時と合わせて2回手数料がかかり、かえって損なので止めときましょう。あくまでも、手持ちがあればの話です。
私の両替経験
私はアタテュルク国際空港(旧空港)、タクシム(イスタンブール新市街)とスルタンアフメット(イスタンブール旧市街)、グランドバザールの私設両替商、デニズリ(地方)の銀行、ギョレメ(カッパドキア)のPTT(郵便局)で両替をしたことがあります。
全て日本円をトルコリラに両替しました。
やはり、グランドバザールが一番レートが良かったと記憶します。
初めてのトルコ旅行時にはドルも持って行きましたが、出番はありませんでした。
計8回トルコ旅行に行きましたが、ドルやユーロの必要性は感じた事はありません。必要ないと思います。
基本的にはATMキャッシングを利用して、帰国が近くなると両替所で少額を両替していました。
ATM利用手数料無料のセディナカードを知ってからは、全てセディナカードでATMキャッシングしてます。
持って行ったクレカが全て使えない最悪の状況を想定して、保険として日本円を3~5万円程度は持っていきます。(ホテルは事前決済しているとして)
まとめ
両替はクレジットカードでのATMキャッシングがおすすめ。特にセディナカード。
クレカキャッシングをメインに考えていても、現金(日本円)は保険で持っていくべし。
クレジットカードのキャッシングをしない場合は、空港で必要最低限の金額を両替して、グランドバザールに向かうのがおすすめ。
グランドバザールは日曜日はお休みなので気をつけてください。
イスタンブール新空港から街の両替所までの交通費はバスなら18リラ、最低2千円分ぐらい空港で両替しとけばいい感じ。
アタテュルク空港からすぐ国内線を乗り継ぐ時やグランドバザールや旧市街などのレートの良さそうな両替商が集まる所にすぐに行かない場合も、空港である程度両替しておくのがおすすめ。
外国だし、何か起こった時に困るかもしれないので、海外旅行に慣れていない人はイスタンブールの空港である程度両替しておいた方が安心じゃないかなと思います。
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